現在、女性エンジニアの転職が活発化！
注目度急上昇！女性エンジニアの転職が増え続けている理由に迫る
女性エンジニアに注目が集まっている
エンジニアは働く女性から注目を集めている職種のひとつです。自分が持つ能力を思う存分発揮できる職種である上、しっかり収入を確保しつつライフステージの変化にも柔軟に対応できることが人気を後押ししています。能力を持っている女性は多くても、発揮できる職種とうまくマッチしないなら宝の持ち腐れになってしまいますよね。結婚や出産を機に泣く泣く食を手放す女性は大勢います。エンジニアは男性の仕事というのは単なるイメージであって、実は女性にこそおすすめの仕事なんです。その点に気がついた女性が、エンジニア転職へと動き出しています。
女性エンジニアへの転職が活発化している
女性エンジニアの数は、2009年から10年で4倍になりました。女性エンジニアの需要は高まっていて、IT業界はもちろんのことその他の業界からも女性エンジニアを求める動きが加速中です。ここで注目したいのが、転職する女性エンジニアの年齢です。エンジニアに転職を決めた人の中でも急激に伸びているのが、35歳以上の女性の数なんです。ここからわかるのは、エンジニアの採用において技術力や経験が重視されているということです。転職は若いほうが有利なのでは？と思ってしまうところですが、エンジニアの世界で求められているのは純粋に「実力」なのです。女性のコミュニケーション力は、エンジニアによらずどの業種・業界でも求められている要素です。転職したいけど年齢的に自信がないと考えているなら、あきらめる前に一歩踏み込んで考えてみてください。あなたの持つ能力が今こそ欲しい！という転職先に出会えるチャンスかもしれませんよ。
女性エンジニアの転職が増えている理由
女性エンジニアの転職が増えている理由のひとつは、平成28年に施行された女性活躍推進法です。この法律では、「自社の女性の活躍に関する状況分析・課題分析」、「課題を解決するのにふさわしい数値目標と取り組みを盛り込んだ行動計画の策定・届出・周知・公表」、「自社の女性の活躍に関する情報の公表」について、従業員数301人以上の大企業は義務化され、300人以下の中小企業は努力義務とされました。「多様な人材の雇用」を意味するダイバーシティ経営の推進も、女性エンジニアの転職を増やした理由のひとつです。AIやIoT技術で世の中が大きく変化しようとしていることは、誰もが実感するところではないでしょうか。この状況を支えるためには、男女関係なくエンジニアの数をもっと増やす必要があります。法律が変わったことで企業が改革を行い、女性が働く環境が徐々に整えられています。これによって、女性のライフデザインはさらに変化していくことになるでしょう。
