エンジニアの仕事に魅力を感じている女性が多い
続けたい?やめたい?女性エンジニアの本音から見るエンジニア職の魅力
エンジニアの職場はまだまだ男性が多い
女性エンジニア100名を対象に行われたある調査によれば、100名のうち8割以上は男性のほうが多い職場で働いているとのことです。男女比が同じぐらいの職場は1割ちょっとで、女性のほうが多い職場は1割にも満たないごくわずかな数字でした。これらの数字から、エンジニアの世界がまだまだ男性社会であることがわかるのではないでしょうか。男性が多い職場で働く女性エンジニアの多くはエンジニアとしての仕事に満足していて、これから先もずっと続けていきたいと思っています。もちろんその中には続けたいと思っていない人もいますが、男性中心の仕事というイメージが強いエンジニアの仕事に、大きなやりがいを感じている女性が多いことは確かなんです。
女性エンジニアがこれからも仕事を続けたい理由とは
女性エンジニアが今の仕事のどのようなところに魅力を感じているのかを知ると、この先長く続けたいと思うようになる理由が見えてきます。
システムエンジニアとして働いているとある女性は、仕事で人から頼られた時にしっかりと応じられた時の喜びや、難しい仕事を自分の力でやり遂げた達成感がたまらないと話しています。エンジニアの仕事をしていると、時にはクリアできそうもないと思える難題が投げかけられて苦悩することがあります。そのような難しい仕事をすぐ男性に委ねてしまうのではなく、女性が自分の力で成し遂げる経験ができるのもエンジニアの魅力です。クライアントの要望はその都度中身が違うので、飽きることなくいつも新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。常にチャレンジしている感じが、好奇心旺盛な女性エンジニアたちの心をワクワクさせているんですね。男性エンジニアたちのサポート役ではなく開発の最前線でものづくりに関わって、できたものが世に出た時の達成感は一度味わうと本当にクセになります。
チームが一体になってひとつの成果を追いかける時間は、女性だからとか男性だからとか、そんな考え方なんて忘れてしまうような密度の濃い時間です。最新情報やトレンドの変化を追いかけるのは、女性たちの得意分野かもしれません。その能力を思う存分に生かすことができるのがエンジニアの仕事です。女性ならではのきめ細やかな気遣いやコミュニケーション力が、新しいアイデアを生み出すきっかけになることもあります。こうして考えてみると、エンジニアの仕事と女性の相性が実はかなりいいことがわかりますよね。一度なったらやめられないと、多くの女性エンジニアが考えるようになるのも納得です。